【ならない方がいい】看護師を二度とやらないと考える理由5選と対処法を解説

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悩む女性

看護師の仕事がハードすぎて辞めたい・・・
正直二度とやりたくない・・・

看護師は人気の職業ですが、実際はかなり体力的にハードな仕事でストレスも多く、「看護師なんて二度とやらない・・・」と考える人も一定数います。

人を助けたくて看護師になったにもかかわらず、仕事が激務で自身のケアにまで手が回っていない人は多いのではないでしょうか。

この記事では上記のような方に向けて、以下を解説します。

この記事の内容
  • 看護師なんて「二度とやらない」と思う理由
  • 看護師を「二度とやらない」と決めたのに続ける理由
  • 看護師を「二度とやらない」と考えたらすべきこと
目次

看護師を「二度とやらない」と考える理由

看護師を二度とやらないと思う理由は以下のとおり。

・仕事量と給料が見合わない
・責任が重い
・夜勤がしんどい
・嫌がらせやハラスメントが多い
・人間関係のストレス

順番に解説していきます。

仕事量と給料が見合わない

仕事量と給料が見合わないと感じる看護師の方は多いです。

看護師の仕事としては以下が挙げられます。

  • 血圧、体温、脈拍の測定(バイタルサインチェック)
  • 巡回(ラウンド)
  • 注射、点滴、採血
  • 患者の移送
  • 入院患者の食事、入浴、排泄の補助
  • 入院患者の体位交換
  • 入院患者のベッドメーキングなど身のまわりのお世話
  • 担当患者のカルテ記録
  • 看護師同士のミーティング
  • 他職種とのカンファレンス
  • 夜間のナースコール対応
  • 手術の準備、執刀医へ器具を手渡しする業務(手術室看護師の場合)
引用:ナース専科就職ナビ

看護師は患者の処置から事務作業まで幅広い業務に対応する必要があります。

また看護師の仕事は立ち仕事・力仕事も多く、緊急時は病院内を駆け回るため体力も必要になってきます。

なお

看護師さんの仕事めちゃくちゃ大変だ・・・

また、看護師の平均年収は508万円と日本の平均年収の443万円より60万円程高い金額ですが、業務量や仕事内容を考えるともっとも給料をもらわないと見合わないと感じるのも当然でしょう。

出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

責任が重い

看護師の仕事は、人の命を扱う仕事のため非常に責任が重いです。

もし患者への薬の投与を間違ってしまったり誤った処置をしてしまうと患者の命の危機に係わるため、絶対にミスはしてはならないという強いプレッシャーがかかります。

また患者の最期を看取る瞬間などもあり、家族の精神的なケアも必要になってくるため、担当の看護師にも精神的負荷がかかります。

仕事量が多いうえ、上記のような責任の重い仕事を経験すると精神が疲弊してしまい、「看護師なんて二度とやりたくない」という思考になってしまいます。

夜勤がしんどい

夜勤は生活リズムが崩れてしんどいという看護師の方も多いです。

体調面では、夜勤のシフトで生活リズムが崩れて、肌荒れや便秘など悩む看護師の方もいます。

夜勤の場合、日勤に比べて数倍うつ病になりやすいという研究結果もあります。

また、夜勤は看護師の人数が少なく大変という意見もあります。

看護師は1人1人の責任が重く、重要な判断が必要な場面が多いですが、夜勤は人数が少ないため1人の看護師に責任が集中します。

夜勤は体力的なしんどさに加えて、精神的にも疲れることから、看護師を二度とやりたくないと感じる原因の一つになっているといえるでしょう。

いじめや嫌がらせが多い

いじめや嫌がらせ、ハラスメントに悩む看護師も多いです。

看護師の現場は、以下の理由からいじめや嫌がらせ、ハラスメントが発生しやすいです。

いじめや嫌がらせが発生する原因

・激務でストレスがたまりやすい
・上下関係が厳しい
・職員の責任感、緊張感が強い
・閉鎖的な空間

その結果、職場にうまくなじめない看護師の場合、

・挨拶をしても無視される、仲間外れにされる
・陰口を言われる
・わからないことを聞いたらきつい口調で叱られる
・私物を隠す、盗む

など、いじめのターゲットにされてしまう場合もあります。

実際にいじめや嫌がらせを受けると心理的に参ってしまい、看護師を辞めてしまう方も多いです。

なお

いじめを経験したら看護師を二度とやりたくないと思うのは当然です・・・

人間関係のトラブル

看護師は看護師の先輩や同僚だけではなく、医師、患者や患者の家族など仕事上で関わる人が多いため、人間関係のトラブルに巻き込まれやすいです。

実際の看護師の方の意見を聞くと、医師からのパワハラやセクハラ、患者からのクレームなど人間関係のトラブルに疲れるという意見もありました。

看護師の現場で相談相手もおらず、相談窓口に相談してもなかなかすぐに現状が変わらない状況が多いようで、メンタルがやられてしまうという方もいます。

看護師を二度とやらないと決めたのに続ける理由

看護師を二度とやらないと決めたにもかかわらず、看護師を続けてしまう理由としては主に3つの理由があります。

  1. 収入がなくなるのが怖い
  2. 辞めると職場に言いづらい
  3. 転職しても何も変わらないと思っている

順番に解説していきます。

収入がなくなるのが怖い

看護師を辞めたいと思っても辞められない最たる原因はお金です。

看護師は日本の平均年収と比較しても給料も高いことから、多趣味だったり生活水準が高い方が多い印象です。(あくまで筆者の観測範囲の話です。)

生活水準が高いと、仕事を辞めたら収入がストップしてしまった場合、家賃も食費も光熱費も払えない状態になり生活が困窮してしまうでしょう。

なお

仕事を辞めるためには、次の転職先を見つけたり、副業である程度の収入を確保しておく必要がありますね・・・

辞めると職場に言いづらい

看護師を辞めると決断しても、職場の雰囲気によっては伝えるのが難しいという声もあります。

同僚や上司との関係がさらに悪くなったり、チーム内の雰囲気も険悪になるのではないかと、不安に感じるケースが多いようです。

その場合、辞めたいと思っても退職の意思を告げるのが難しい場合があります。

加えて看護の現場は人手不足で、自分が辞めてしまうと他の看護師に迷惑が掛かってしまうため、辞めたくても辞められないといった現状もあります。

転職しても何も変わらないと思っている

「結局転職しても何も変わらないでしょ・・・」と考える方も一定数います

医療現場全体での共通の問題や課題は、どの病院や施設でも類似しているため、転職しても現状と変わらないと考えてしまうのが原因です。

例えば、人手不足や長時間労働といった医療現場の問題点は、医療業界全体の課題です。
新しい職場でも、これらの問題に直面する可能性があり、転職に対して希望を持ちづらくなります。

転職には非常に時間や労力がかかるため、転職を見送る看護師も多いのではないでしょうか。

なお

転職後も前の職場と同じような悩みを感じる看護師の方も、結構いるようです。

看護師を二度とやらないと考えたらすべきこと

もし看護師を二度とやらないと思った際にすべきことは以下の4点です。

  1. 部署異動を申し出る
  2. 別の病院に転院する
  3. 非常勤の看護師として働く
  4. 転職サイトに登録する

順番に解説していきます。

部署異動を申し出る出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

悩む女性

今の部署がきついだけで、他の部署だったらやっていけるかも・・・

そう感じるのであれば、まずは部署異動を申し出ることをおすすめします。

同じ病院内の部署異動であれば、すでに病院内の共通のルールなどを把握できているため、スムーズに業務を覚えられます。

もし仲がいい同僚や上司がいる場合は、部署異動しても病院内で仕事がしやすいこともメリットの一つです。

また転職の場合、給与や福利厚生がなど条件が悪くなるリスクがありますが、部署異動は基本的にそのようなリスクがありません。

部署異動は今までの業務とは別の業務を担当することになり、スキルの幅や専門性も磨かれるためおすすめです。

非常勤の看護師として働く

悩む女性

今の病院は忙しすぎるし、夜勤も体力的にきつい・・・

そんな場合は、非常勤の看護師として働くのはいかがでしょうか?

非常勤看護師の場合、理想のワークライフバランスを実現しやすいです。

例えば、子どもの保育園や習い事の送り迎えなどに間に合うように時間を調整できますし、趣味のコンサートに行くなど自分のプライベートの用事も優先させることもできます。

夜勤がつらい場合も、日勤のみの募集の求人に応募すれば解決します。

また非常勤看護師といえど看護師資格を持っているため、再度正社員になりたいと感じたら、他の業種よりも正社員に戻るハードルが低いのが非常勤看護師の魅力でしょう。

別の病院に転院する

悩む女性

今の病院は給料が安いし、人間関係も悪いから病院自体を変えたい!

上記のような場合は、看護師資格を生かせる別の病院への転院をおすすめします。

別の病院への転院は給与アップも狙えますし、仕事環境や人間関係のリセットできるため、今より働きやすい職場に出会える可能性が高いです。

また別の病院へ転院することによって、医療に対する異なる価値観などを取り入れることが可能で、看護師としてスキルアップできる機会も多いでしょう。

ただし実際に転院を考える際には、

  • 人手不足な現場ではないか、残業はどのくらいあるか
  • 病院の雰囲気は悪くないか
  • 夜勤はあるか
  • 給与は現状維持orアップできるか
  • 年間休日日数はどのくらいか

などを確認しましょう。

なお

厳密に上記を確認することは難しいとは思いますが、看護師の知り合いの口コミや実際に病院に出向いてみて雰囲気などを確認することをおすすめします!

また、同じ看護師であっても病院以外で働きたいということであれば、転職先として訪問看護師や保育園看護師などフィールドを変えて看護師業務を続けるのも一つの選択肢です。

転職サイトに登録する

悩む女性

看護師として働くのは疲れた・・・
看護師以外の仕事もやってみたいかも・・・

そう思ったら異業種への転職をサポートしている転職サイトへの登録がおすすめです。

看護師の方は責任感が強く、コミュニケーション能力も非常に高い傾向にあるため、異業種でも非常に重宝されるでしょう。

異業種への転職であればIT業界がおすすめ

異業種へ転職するならIT業界への転職がおすすめです。

おすすめする理由は、IT業界には他の業界にはない多くの魅力があるからです。

IT業界に転職するメリット
  • 未経験からでも就職しやすい
  • 年収が高く、昇給しやすい
  • 柔軟な働き方ができる
  • 専門スキルが身につく
  • 将来性がある
  • 肉体的に楽

給与水準も高いため2~3年経験を積んでスキルを磨けば、正社員なら年収400~500万、フリーランスとして独立すれば年収700万~800万くらいは割とすぐに稼げます。

またIT業界は人手不足が深刻で、近年は異業種からの採用を積極的に行っているため、もしIT業界に興味があれば今がチャンスです。

悩む女性

IT業界興味あるけど不安・・・
看護師から本当にIT業界に転職できるの?

なお

IT未経験の人専用の転職エージェントがあるから大丈夫です!
学ぶ姿勢さえあれば就職できます!

IT業界への転職に不安があるかと思いますが、ウズカレITが提供している教育プログラムを受講しスキルを身に着ければ、IT業界への転職は余裕です。

相談は無料ですので、IT業界への転職について一度相談してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

本記事では、看護師を二度とやらないと考える理由と対処法について紹介しました。

看護師として働いている方は、責任感が強く、体力・精神的にもタフな方が多い印象です。

病院側はその責任感やバイタリティに甘えて、長時間労働や過剰な業務量を看護師に押し付けているといった現状もあります。

今より業務量を減らしたい・もっと給料を上げたいなど考えているのであれば、転職などを検討してみてください。

看護師の業務をこなした経験があれば、今よりいい現場や企業に巡り会えるはずです!

なお

この記事が理想の職場に出会うきっかけになれば幸いです!

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