転職が決まったから退職の旨を伝えたら裏切りと言われた・・
円満に辞めたいんだけどどうしたらいいの?
退職を伝えた後に、上司や同僚から裏切りと言われ悩んでいませんか?
この記事では、上記のようなケースであっても円満に辞めるコツなどついて解説します。
- 転職が決まってから退職を伝えることは、裏切りではありません。
- 転職が決まってから退職は裏切りと言われる理由は、「育成コストが無駄になる・仲間意識が強い・後任者の確保が難しい」から。
- 円満に辞めるには「引継ぎをする・繁忙期は避ける・転職先は言わない」。
どうしても今の職場を円満に辞められそうにない場合は、退職代行の利用も検討してみてください。
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転職先が決まってからの退職は裏切りと言われる理由
転職が決まってからの退職を伝えると裏切りと言われてしまう理由は、主に以下の3つです。
- 育成コストが無駄になる
- 仲間意識が強い
- 後任者の確保が難しい
順番に解説していきます。
育成コストが無駄になる
「裏切られた」と感じるのは、今までの育成コストが無駄になるからです。
会社は社員の成長のために多くのお金と時間を費やしています。
- 研修費用(入社時の研修や、スキルアップのためのセミナー費用など)
- 教育のための時間(OJTやフォローアップ面談など)
転職をするということは、その投資が無駄になることを意味するため、裏切りと考えられてしまいます。
私も前の会社を辞める時に「君の教育にどれだけ時間とお金かけたと思ってるの?」と詰められました
仲間意識が強い
仲間意識が強いアットホームな職場の場合も、裏切り者扱いされる可能性が高いです。
プライベートでよくイベントを行っているような職場はこの傾向が顕著です。
社長や上司は社員のことを家族の一員のように思っているため、その社員が転職で会社を見捨てるという判断をされると、「裏切られた」と感じるようです。
仲間意識が強いというのは、辞める時にはめちゃくちゃ厄介ですね・・・
後任者の確保が難しい
後任者の確保が難しい場合も、会社側は裏切られたと感じるでしょう。
後任者の確保が難しいというのは、言い換えれば、会社はあなたの力に頼り切っています。
IT業界で例えると、凄腕エンジニアがやめる場合は後任を探すのに数か月かかるケースもあり、その間プロジェクトは停滞してしまいます。
会社の中核を担っているメンバーが会社を辞める場合、今の業務が回らなくなるので、会社としては「裏切られた」という気持ちが強くなります。
優秀な人ほど抱えている仕事が多いので辞めづらいですよね
転職先が決まってから退職するのは裏切りではない理由
冒頭でも述べたように、転職が決まってから退職するのは裏切りではありません。
その理由は以下の3つです。
- 転職先を決めずに退職するのはリスクが高い
- そもそも退職は労働者の権利
- 終身雇用は崩壊している
順番に解説していきます。
転職先を決めずに退職するのはリスクが高い
一つ目の理由としては、転職先を決めずに退職するのはリスクが高いからです。
もし転職先を決めずに退職して、次の職場がすぐに見つからなかった場合、貯金を取り崩しながら生活しなければなりません。
またキャリア面でもブランクができてしまうため、転職活動にも影響が出てきます。
転職先が決まってから辞めるというのは、非常に合理的な選択ですので、責められるようなことではないです。
家族がいる場合などは、次の仕事が決まっていなければ辞められませんよね・・・
そもそも退職は労働者の権利
退職は労働者が持つ最も基本的な権利です。
法律でも以下のように定義されています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:「民法第六百二十七条」(e-Gov法令検索)
つまり最短で2週間前に「辞めます」と伝えれば、誰もあなたの退職を止めることはできません。
「裏切り」と言われると退職するのは気が引けるかもしれませんが、権利をただ使っているだけですので、全く気にする必要ありません。
家族がいる場合などは、次の仕事が決まっていなければ辞められませんよね・・・
終身雇用は崩壊している
現在の日本では終身雇用は崩壊しており、一生同じ企業で働くという人は非常に少なくなっています。
以下は転職エージェントのマイナビの調査によると、66.4%の人が最初に入社した会社を3年以内に退職しています。
転職経験のある20〜39歳の113人を対象に、入社3年前後の転職について実施したアンケート(※)を基に見ていきましょう。
まずは「初めて入社した会社を辞めたのは、入社何年目の時でしたか?」と聞きました。
すると、1年目は17.7%、2年目は23.0%、3年目は25.7%という結果に。3年目が最も多く、3年以内に辞めた人の合計は、全体の66.4%にも上ることが分かりました。
引用:とりあえず3年働いてから転職するべき? 辞める・辞めないリスクと対処法
終身雇用が崩壊しているのであれば、柔軟に時代の変化に対応していく必要があります。
今の時代、自分のキャリアは主体的に切り拓いていく必要があるため、転職による退職は決して裏切りではありません。
私は20代ですが、キャリアアップのために2回転職しています!
裏切り者と言われずに円満に退職する方法
「裏切り者」と言われずに円満に退職する方法について、以下の3つをご紹介します。
- 引継ぎは十分に行う
- 退職時期は繫忙期を避ける
- 転職先は絶対に言わない
順番に解説していきます。
引継ぎは十分に行う
退職前の十分な引継ぎは、円満退職には必須です。
十分な引継ぎをせずに退職した場合、職場は絶対に混乱します。
「もう辞める現場だから関係ない」という気持ちも理解できますが、円満に退職したいのであれば、引継ぎは絶対に行いましょう。
引継ぎは面倒ですが、後続のメンバーのために絶対にやっておいた方がいいです!
退職時期は繫忙期を避ける
円満に退職するには、繁忙期は避けて退職しましょう。
繁忙期に退職すると、他の社員やメンバーの業務負担が急増し、残されたメンバーに「裏切り者」と言われる可能性が高まります。
繁忙期の退職を避けるために、転職先と入社時期の調整をしておきましょう!
転職先は絶対に言わない
転職先の情報を伝えてしまうと、あなたに関するうわさ話や憶測が飛び交うようになります。
特に競合他社への転職の場合、役員や上層部があなたに対して不信感を抱いたり、敵意を向けてくる可能性もあります。
転職先を伝えてもいいことは一つもないので、円満に辞めたい場合は注意しましょう。
私は転職先を聞かれたら、「身内の会社で働きます」とウソをついていました(笑)
どうしても辞められそうになければ退職代行の使用を検討しよう
記事に書いてあること全部やってるけれど円満に退職できなそう・・・
退職の話をしてもいつもうやむやにされる・・・
どれだけこちらが努力しても、強い引き止めにあったり、退職届を受理されないなど、円満に退職できないケースもあるかと思います。
もし退職時にトラブルへ発展しそうであれば、退職代行の利用を検討しましょう。
退職手続きのプロに頼めば煩わしい人間関係を断ち切ることができ、転職後の仕事に集中できるので、非常におすすめです。
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いつまでも辞める会社に時間と労力を取られるのは、はっきり言って無駄ですよ!
まとめ
この記事では、転職が決まってから退職は裏切りと言われる理由や円満に退職するコツについて解説しました。
転職を裏切りと捉える風潮は非常に古い考え方です。
現代では退職の自由が認められていますし、終身雇用の概念も崩壊しています。
ですので、転職を裏切りだと言ってくる環境からは早めに離れるべきです。
必要であれば退職代行サービスの利用も検討しましょう。
転職先でも活躍できることを祈っています!